99/02/17 3号
こんにちわ、ヨーソロです。

今回は、皆さんからの熱いアンコールに答えて、あの人が再び登場です。
前回、家を追い出されてしまった彼女ですが、その後、どうなっていくのでしょうか。

しかし、思うんですが、このYP、回を重ねるごとにマンガ化されていってる気がします。
ナウな情報誌だと思っていたのはボクだけでしょうか・・・。
とても不安です。

それではYPスタートです。ぺこり









レイコ先生、東京へ行く!

前回、バレンタイン企画で作った手作りチョコを父親に食べさせたレイコ先生であったが、あまりの不味さに、怒った父親に往復ビンタされた末、家を追い出されてしまった。
そして「なんだかえらいことになったわ」と困惑しつつも、これを機に憧れの東京へと一人旅立つことにしたのであった。
「電車が来るまで1時間くらいあるわね。まあいいわ、そこのベンチで座ってれば

もまさかチョコ一つで家を出ることになるなんて思わなかったわ。絶対喜んでくれると思ってたのに・・・。お父様を感動させるつもりが自分が勘当されちゃうなんてね・・・
「まあいいわ、自立した女がいつまでも親の傍にいちゃ駄目なのよ。きっとそういうことなのよ」
「それにしても誰も見送りに来ないわね」
「ちょっと冷たいんじゃないかしら」

「おねいちゃ〜ん」
エリコ!来てくれたの?」

「うん、おか〜さんがね、これをおねいちゃんに渡して来いって・・・」
「あっ、それは私が昔、通販で買った電気コードもスパスパ切れるけどそんなもん切るわけないぢゃないの!でも買っちゃうわ、な穴あき包丁じゃないの!お母様、ありがとう・・・」

「あとね〜おと〜さんがね、一人前のニワトリになったら帰って来いって』」


「お父様・・・」
「あとね、エリコもおねいちゃんに持っていってもらおうと思ってね、持ってきたよ」

「え、何を?」

「エリコ、おねいちゃんに貰ったお古のクマしゃんのぬいぐるみをね・・・」
「ああ、レオナルドね。でもあれはエリコの宝物でしょ?そんな大切なもの貰えないわ」

「ううん、いいの。おねいちゃん、と〜きょ〜で一人暮らしするんでしょ?きっと寂しがるっておか〜さんが言ってたの。でもレオナルドがいたらきっと寂しくないと思うの」

「エリコ・・・でもあれがないと貴方いつも寝られないって言ってたじゃないの」


「うん、でも大丈夫よ。エリコおりこうさんだから全部じゃなくても我慢できるから」

「え?」

「おねいちゃんは大人だからレオの方をあげるね、はい」


「レオナルド〜!!」

「もう、おねいちゃん、そっちはレオよ。それでこっちがナルド」

「・・・・」

ピロリロリロリロリィ〜!

「あ、おねいちゃん、電車が来たよ」

「・・・あ、ええ、じゃあ、レ、レオ貰っていくわね」

「うん、ちゃんとかわいがってあげてね」

「ええ、頭をなでてあげるくらいならなんとか・・・エリコ、お父様とお母様によろしくね」

プシュ〜

「あっ、閉めないで〜乗ります乗ります〜」

「・・・おねいちゃん・・・うぅ、やっぱり・・・行っちゃヤダァー


こうしてレイコ先生は妹エリコとともに、一路東京に向かって旅立っていった。
もちろん、レオとナルドも一緒に・・